日本大学第一中学2021
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 基礎段階でのつまずきは、その後の学習に大きな影響を与えます。このため、中学生のうちは授業の理解不足を補う補習を中心に、学力の底上げを図っています。定期テストや小テストの点数、宿題の提出状況や授業中の表情を見ながら適宜声をかけ、放課後や長期休業を利用して指導しています。 高校では希望制の講習を多く開講しています。基本的に勉強は自分の力で進めるものです。このため、指名制の講習で生徒の時間を縛るよりも、自主学習の力がついている生徒には、自習室等を利用してもらった方が効果的だと考えているからです。また、自分にどの分野の勉強が必要かを考えられるようにするためにも、講習は希望者参加型にしています。中学段階では基礎学力の定着を徹底サポート高校は希望制の講習によって、自ら学ぶ力を伸ばします補習・講習体制日本大学への付属推薦では、全国の日本大学付属高の生徒が受験する「基礎学力到達度テスト」の成績が大切になります。生徒一人ひとりが希望する学部学科へ進学することができるように、長期休みにテスト対策の講習を開講しています。特に夏休みと春休みの講習会は基礎学力到達度テスト直前ということもあり、例年、多くの生徒が参加しています。日本大学・基礎学力到達度テスト対策6月と11月の年2回行う保護者面談のほか、生徒に行った様々なガイダンスを保護者の方にも伝える機会を学年ごとに設けています。たとえば、「スマホ・ケータイ安全教室」では、生徒に指導したスマホやSNSの使い方をお知らせし、ご家庭での指導方法の参考にしていただいています。家庭との連携登校・下校の情報を登録されたメールアドレスに送信するシステムです。生徒用玄関に情報送信用のタッチパネルを設置しています。■ 登下校情報メール配信サービス防犯ブザーの配布、警備員の常駐など生徒が安心して学べる環境の提供に力を入れています。地震に備えて非常食等の備蓄もしています。■ 防犯・防災体制漢字検定・英語検定・数学検定への積極的な取り組みを推奨しています。学校で申し込みをすることができ、普段慣れている教室で受験をすることができます。授業と放課後の時間を利用して、各受験級への対策を実施し、生徒一人ひとりが1つでも上の級を合格できるように全力でサポートします。各種検定への取り組み本校では、生徒たちの教育は学校だけで行うものではなく、ご家庭においても方針を共有して見守っていただくことが大切だと考えています。このため、6年間を通じて行う様々な指導を、保護者の方と綿密に情報共有しながら行っています。TOPIC■ 情報共有の取り組みスクールカウンセラー教員保護者情報の共有08Nihon University Daiichi Junior High School

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