基本的な生活習慣の確立こそが
学習習慣を身につける土台になります
基本的な生活習慣の確立こそが
学習習慣を身につける土台になります
時間を守り、規則正しい生活習慣を身につけることは非常に大切で、これを当たり前のように実行できるように、特に低学年次に優先して指導しています。基本的な生活習慣の確立こそが、学習習慣を身につける土台になるからです。
初年次教育の充実
初年次教育の充実
入学後の生活指導では生徒の「納得感」を重視し、ルールの押し付けではなく「なぜ必要か」を丁寧に説明することで、自発的な行動を促しています。この姿勢により生徒はルールの意義を理解し、主体的に取り組むようになります。また、授業外でも積極的に生徒と関わり、昼休みなどの時間を活用して自然なコミュニケーションを図ることで、生徒との距離を縮めています。この信頼関係が、生徒の安心感と積極性を育む基盤となっています。
5月に実施される宿泊研修では、問題解決型チームビルディング・プログラムにより、仲間と協力して活動することを体験します。
バランスのとれたリテラシーとコンピテンシーの育成
バランスのとれたリテラシーとコンピテンシーの育成
基本的な生活習慣や学習習慣を大切にしながら、これからの社会で必要とされるリテラシーとコンピテンシーの育成を目指しています。特に、非認知能力(見えない力)の育成とその評価にも力を入れており、自制心や誠実さ、好奇心、協調性といった力を育んでいきます。これらの力は、将来社会で活躍するための土台となり、学力向上にも良い影響を与えると考えています。「先生と生徒の距離が近い」――これは日大一ならではの温かい学びの環境です。この恵まれた環境の中で、生徒一人ひとりの個性や可能性を大切にしながら、心と学びの成長をしっかりとサポートしていきます。
系統立てたキャリア教育と進路指導
系統立てたキャリア教育と進路指導
中学1年から高校3年までの6年間で段階的な進路指導を行います。中1では基礎学力と生活習慣の定着に重点を置き、中2では作文指導を通じて表現力を養います。中3では様々な職業人の講演を通じて視野を広げ、高校からは大学進学を見据えた指導に移行します。高1ではスタディサポートを活用した進路達成プログラムで職業観を育み、高2では具体的な大学選びを支援します。高2の3月には卒業生による分野別の進路相談会も実施。教員は生徒一人ひとりと密に関わり、「自分だけの第一志望を実現してもらう」姿勢で指導しています。長年の経験から、目標を下げずに最後まで頑張った生徒ほど希望を実現できるという教訓を伝えています。
ICT教育
ICT教育
本校では生徒一人ひとりがiPadを持ち、ICT教育を推進しています。Classiを活用した連絡や学習管理、ロイロノートを活用した授業の展開など、iPadを用いることによる効率的な学習サポートを行っています。情報化が急速に進展していく現代において、ICT機器を活用する能力や情報処理能力を育成することを目指しています。また、生徒一人ひとりが安全にICT機器を利用できるよう、本校独自のネットリテラシー教育にも力を入れています。
さまざまな自習スペース
さまざまな自習スペース
「一人で集中して学びたい」「先生に質問したい」という生徒それぞれの自主学習を応援するために、教室以外にも複数の自習スペースを設けています。職員室前の机では、疑問点をすぐに先生に質問することができます。図書室には個人学習ブースが設置されており、集中して学習に取り組むことができます。

補習・講習体制
補習・講習体制
中学の学習目標は、基本的な生活習慣を土台とした基礎的な学力の定着です。したがって補習では、授業の理解不足を補い、学力を底上げするための指導をしています。定期試験・小テスト・提出物状況・授業中の様子を見ながら、適宜声をかけ、補習指導をします。高校では進路実現のための希望制講習が多く開講されています。自分に必要な分野を自主的に考え、各々にあった学びを前向きに取り入れることで、指名制で講習に参加してもらうよりも、より良い学習効果をもたらします。