日本大学との連携

付属校ならではの
様々な高大連携教育を実施しています

生徒たちの学問への関心を引き出し、学習意欲を高めるために積極的に高大連携教育を進めています。大学での学びに対して正しい知識を得させたり、目的意識を持った進路選択を促すために、学部説明会や大学での体験授業などを行っています。

実習型学習

理工学部 [中3〜高2対象]

週1回、理工学部に通って研究に取り組みます。テーマは「物理学実験(約30種類)」「プラズマ研究室」「フーコーの振り子」から選択することができ、大学教授・大学生・大学院生がサポートにつきます。研究には大学の施設・設備を利用し、研究成果をレポートにまとめて文化祭、修了式でプレゼンテーションをします。

医学部 [高2対象]

夏休み中に4日間、医学部リサーチセンターでES細胞の培養実験に取り組みます。中高にはない精密な器具や高度な施設で、最先端の医学を体験します。実習の最終日には教授から出された課題について各自が発表を行い、討議することで、医学に対するモチベーションが高まります。さらに2学期中に薬学部体験生徒と合流して同級生や保護者に発展的な報告会を実施し、プレゼンテーション力を磨きます。

薬学部 [高2対象]

夏休みの3日間、研究室で実習指導を受けます。初日は、アセチルサリチル酸(アスピリン)を一日かけて合成します。翌日は調剤実習、模擬処方箋から錠剤、散薬、水薬と調剤が進みます。最終日は抗がん剤の勉強。濃度調整した抗がん剤溶液にがん細胞を加え、がん細胞のアポトーシスの発現状態を比較する最先端の実験を行います。

歯学部 [高1対象]

夏休み中の一日を使い、午前中に歯学部説明会、午後に歯科医師が使用する医療器具を用いた実習を行います。実習ではマネキンの歯を削り、詰め物を行ったり、石膏で型どりを体験します。またエックス線写真による診断を学び、歯科医師として医療を行う自分を具体的にイメージすることができます。

※この他、日本大学病院看護体験(高校1年生~高校2年生対象)があります。

受講型学習 [高2・高3 希望者]

法学部・経済学部

放課後にそれぞれのキャンパスに移動して、大学生が学んでいる講義を受けます。前期・後期を通して受講し、期末試験に合格すると、大学生と同様に日本大学進学後の履修単位として認定されます。
大学での学びを先取りできるほか、キャンパスを歩きながら大学生の実際の姿を目にすることができます。実際に講義を受けることで、大学で学びたいことと、授業内容が一致しているかどうかを確かめることができるため、学部選択に有意義な機会となっています。

単位履修制度

受講型学習の講義に参加し、期末試験に合格すると日本大学進学後の履修単位として認定される制度です(年間10単位まで)。大学進学後にゆとりを持って学ぶことができるほか、専門的な講義をより多く選択することができるようになります。

学部説明会 [高1]

高校1年生の12月に学部説明会を実施しています。日本大学各学部の先生方に、それぞれの学部で何を学ぶことができるのか、どんな資格を取得できるのかなどの魅力についてお話しいただきます。
大学での学びを知ることによって、将来の自分へと繋げられる学部が見極められ、コース選択の判断材料になります。また、自分の将来を考える機会として、日本大学に限らず、他大学進学を目指す生徒にとっても実りの多いガイダンスです。

大学生と共同で校内に『フーコーの振り子』を製作

2015年、地球の自転を確かめられるフーコーの振り子の設計、観測研究がスタートしました。全長約20.85m、質量24.4kgの錘は、科学博物館のものよりも大きいです。現在は、複数のチームに分かれて支点部、観測部、展示部について研究しています。振り子のグループ研究を通じて、身近なものに疑問を持つ力、解決する力を身につけることができます。

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